詩人:咲麻
祈るように彼の歌声を聴く彼女が嫌いだったうっとりと優しく微笑む彼女が嫌いだったぐるぐると渦巻く嫉妬と羨む気持ちと祈るような彼女があまりにも綺麗だから彼の瞳があまりにも優しく彼女を捉えるから二人の視線が優しく絡まるから泣いたそっと涙を拭いて誰にも気付かれない様に逃げたしたこの気持ちと