詩人:雪 刀寿
小さい頃の あたし に そっくりな こどもに出会った海岸で母親と遊んでた見事に 傷ひとつない 丸い顔と頭できゃしゃな声は澄み切ってた 胸の中で ゆるやかに 数十年が過ぎたその後 ついた傷だらけの心が 泣いて、鳴いて、 わめいてひとしずくの思いを落とす ・・・ なぜか、あり?ガットゥ