詩人:どるとる
雨上がりに咲く七色の懸け橋は僕の無感動な瞳にも美しく映ったよ
たとえば楽しい歌を低い声でひそひそと歌うようにちぐはぐな今を生きてる人へ捧げたい
雨上がりには虹が
悲しみのあとには喜びが待つってことを忘れてるなら教えたい
今日もこの街には僕の心に虹を架けるような素晴らしい出来事はなかったけど
でもね気づくと当たり前のようにここにいて生きてる
それが幸せ
ばかばかしいことで笑える今が幸せ
気づいたんだ
そんなことに
今さらながら
涙がほほを伝う
そのあとにも
虹みたいにね
笑顔がほら美しく
明日に虹を架けるように輝いていた
僕は幸せだよ…
当たり前を笑ったらきっと愚かだから
僕は今を何より幸せだと思うのさ
虹よ またよろしくね
涙のあとの嫌な気持ちを華やかに盛り上げてください
たとえばそれが君の笑顔ならカンペキなはずだから
虹は七色に輝いて
今日も雨上がりに咲くのさ。