詩人:剛田奇作
死を誰かに強制されれば恐ろしい 生を強制されれば、逃げたくなり死にたくなる 本物の銃がなければ 言葉で傷つくように 言葉もなければ態度で傷つく 怒りがなければ笑顔にだって傷つく つまりは傷つく 薬を飲んでも毒だと信じて 攻撃しているのは敵じゃなくて 僕ら自身の思考回路だ スイッチを切り替え 全ての毒は薬になる