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[135648] 神様に聞きたい七つのこと

詩人:甘味亭 真朱麻呂

ねぇ 神様に聞きます
僕はなぜここでこうして歩いてるの?
すべてのことにはちゃんとした理由があって説明できるんだと
誰かが言っていたのを思い出したから
それがほんとなら説明してよ 神様

悲しいことが起きても行き止まりに追いつめられても
あきらめるものかなんてばかみたいに頑張れちゃう僕は自分でも不思議だ
なぜ こんなに正しいルールを守って生きたいと思うのだろう
裁かれるとか裁かれないとか良いとか悪いとかもちろんあるけど
そんなのは結局自分で決めること
それなりの罰なら用意されてるから反省しようとしまいと罰をうけたらすべてむくわれる
今日が終われば明日が始まるように
明けない夜はないように物語は続いてく
どこまでも
次のページへ
また次のページへめくられるよ
目で追うようにその流れを僕らは眺めているにしか過ぎない
必死になりながら
訳もわからずにたどり着いた明日という場所に光があること願って

どんな日の今日でもすみやかに終わる
神様が人間たちの世界をぐるぐるその器用な手でかき混ぜるようにまた似て非なる今日がそこにできあがる
目をあけて見えた景色
昨日と変わらない僕の部屋
また続いてくだらだらとした時間
考えただけでダルくなる

ねぇ 神様 聞いていいですか?
なに ほんの3つほどです
ゆっくりまったり気長に僕がくたばるまで話させて
あなたは寿命がないからいくらだって聞けるでしょ?
僕は昔から親にも絵本にもそう思わされて育った
今さら書き換えられない記憶の末端をベースにして言うよ

僕はあの日 僕らしく 人らしく
僕は今 僕らしく
人らしく
僕は明日 僕らしく 人らしく
はたして生きてたのか そしてこれからの日々は大丈夫そうですか?
そんでこの脈打つ命の物語が終わる日も僕は僕として笑顔で最期くたばれますか?

2008/12/05 (Fri)
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