詩人:甘味亭 真朱麻呂
夕暮れの町も
夜の都会でも
寂しさは互いに響き合う
やさしい言葉は
きっと今の僕には雑音にしかきこえない
きこえない
幸せだと叫ぶ輩は
幸せを偽っているだけだ
悲しいと思っても
悲しいと叫ばない
我慢強さが今の僕の
唯一の光
許されるべきものは
許されずに
裁かれていくだけ
犯した罪の重さで
押し潰れそうなほど
心は裏腹に誰かの
やさしさを求めてる
響き合う声と声
君の声と僕の声が
入り交じる
裏切りの世界で
唯一信じられるものを信じる強さ
掴んだ瞬間の嬉し涙
弱さをひけらかす
心強さ
見上げた空のキレイな瑠璃色
抱きしめた君を
離しはしない
許されるべき愛を抱えたまま
日々はまだ見ぬ未来へとスクロールする
それは僕らの声が奏でる不思議な愛の魔法
ひびき!!