詩人:桃井 美結那
ひとつずつ 思い出が増えるたび またひとつ 記憶が減ってしまう そんな不安が付き纏って放さない 思い出が増えていくのがうれしい記憶が減ってしまうのがかなしい 決して忘れたくない記憶(私)をわたしは憶えていられるだろうか