詩人:甘味亭 真朱麻呂
涙がキラリ キミの瞳に光って やがてはじけたよ
悲しかった
うれしかった
その全てがものすごく半端じゃなく愛おしいよ
幸せと悲しみの真ん中で繰り返す日々
ゆるやかなカーブ描きながら明日へ
ふつうの顔をしている時以外もずっとキミを見つめてるよ
笑顔がふらり 消えたときになぜか悲しくなった
それはキミの残したわずかな負のテレパシー 助けてというSOSのサイン
だから
悲しい涙も嬉しい涙もちゃんとわかるようにキミを真剣に見つめて いざって時慌てないように
キミの涙の色 涙の温度で確かめる
キミの涙があふれ続けてキミをさらによけいに悲しませないように
そしてうれしさを何倍にもできるように
嬉し涙なら僕も一緒に泣いてあげようね
心があたたかくなるから
それなら大歓迎
ちょっと生意気だけどこの愛はほんまもんだから心配ご無用さ
涙くんも涙ちゃんもさよならしようね
いつまでもいつまでも嬉し涙にもひたってられないから気が済むまで喜びや悲しみに満足できたらまた新しい事に足を踏み出そう
足並みそろえて
1、2、3 でさあ未来へ……
涙があるから大丈夫だ
僕もいるから心配はいらないよ
疑いたいのも無理はないが全てわかってあげるよ
僕はキミを愛した証としてそれくらいさせてくれ
じゃないと気が済まないんだ こっちも
恩をもらってばかりじゃ心もとないから何かさせてよ
涙じゃなく笑顔で愛すから 今は笑ってみよう
1、2、3 ああ
魔法は解けた
されどキミは笑顔のままもう涙には負けない!