詩人:甘味亭 真朱麻呂
命の夜明けまではまだ時間があるといつまでも僕は先延ばしにしやがて忘れてしまい
気づきもせずとうとう終わりをむかえる
なんと悲しいことか
死ぬ間際でやっと愚かにも思い出し
手遅れのままあの世逝き
それはすべて有限なる時間のはかなさが僕を殺したんだ
それは違うなと心の中の良心がいう
それはすべて有限だとわかっていたはずだからその中でなにもせず時を流したあなたが悪いという
なるほど 僕は悲しいほどそのあまりの適当な見解(こたえ)に納得して魂ごと僕の全部は空に昇る
永眠、安らかにお眠りを
やっぱり人生はちゃんと考えて生きないとね。