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詩人:甘味亭 真朱麻呂
言葉にならないくらいの思いだから
ラブソングになんかできるわけもない
だけれど僕はこの思いちゃちな歌にしてしまいたいよ
でもちゃんと気持ちを込めた歌に
君に教えられたことは数知れず 天才を自称する僕でもかなわないほどさ
教えられるそのたびに僕の愚かさがかいま見れたね
まるで君の瞳の中に僕の本当が映るように
僕が愚かであればあるほどに君の顔に涙が浮かぶ
そして僕が正しいことを正しくできている
そんなときには君の顔にすてきな笑顔が浮かぶ
だからなるべくきちんとしていたい
君を泣かさぬように
これ以上自分を愚かな人間にしないためにも責任見つめて生きるよ
しゃくだなんて言わずに君が笑うならと頑張ってみなさい
僕よ
愛は今 笑ってる 僕のまえ満面の笑顔 まるで夜空に浮かぶお月さまみたいだ
僕も今 笑えてる 君のまえ幸せそうな表情
まるで幸福を絵に描いたような風景だ
僕が悲しいときは確実に君も悲しくて
君がうれしいときは僕も当然うれしくて
そんな当たり前な気持ちの通じ合いがやがて光り輝く未来の中に宇宙を広げる
プレゼントの包み紙開くときのドキドキと似た喜びがほらあふれ出すよ
いつだって どんなときだって
なにをしていたって
僕らはそんな風に毎日毎日生きる
それこそが正しいんだと信じて
幸福を絵に描いたような 何ひとつ特別なこともない当たり前に笑えるだけの日々の中
幸福を絵に描いたような ふつうとしか言いようがないようなごく当たり前な日常生活
それが僕らには何より幸せなんだ
無駄に多い幸せでもなくて極端に少ない幸せでもない
ちょうどいい具合に悲しみ喜び繰り返す
雨が降る日があって喜べない日もあってにやけちゃう日もある
そんな規則のない流れが繰り返される
それを幸せだといった二人ならきっとこれからも大丈夫だろう。