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[136116] 私の色 僕の色 みんなの色

詩人:甘味亭 真朱麻呂

君の色は何色ですか?
そう聞かれてもこたえられないのが自分らしさだ
だから人は自分の中でこれだという色を選んで染まるのさ
たとえそれがオリジナルじゃなくたって
少しずつ少しずつ自分らしい色に染めていけばいい

それがやがて自分というこの世にただひとつの色をつくるのだから
長いときのあいだに汚れたってさび付いたって色あせたって大丈夫
その汚れや錆びや傷はきっと頑張ったという証でその一つ一つが君の足跡でありそこで生きていたという存在の痕跡だから
かっこわるいなんて言わずにもっと愛するべきだ
自分という色を

世の中にはたくさんの色があふれている
自分以外の他人が持つ色やそれに抱く憧れや嫌悪などがある
自分は他人という色に同化しないために混ざらないために孤立した自分らしさを探すけど
それが自分らしさかと思いきや実は他人の真似事で
なかなか自分らしい色は見いだせない

いったいなにが自分の色なのか
ふと目を閉じるとわかる
自分が感じた色
それが自分らしさという色
外見は同じだって中身は違うかもしれない
色はひとつとして同じ色はないのだから
逆に言えば他人と同じになることはありえないんだから
ゆっくりゆっくりいろんな色を試着するように着てみればいい
そのうち自分にぴったりだと思う色がみつかるから
それまでは他人と同じような色に染まってみるのもまた良いことだ
最初からは自分の色は見いだせない
でもいつかは見いだせる
自分の色が見いだせたと思った時こそ自分という色になれるとき
自分だけがわかる色
それが自分らしさ
すべての色は決して同じにはならない
だからすれ違うしみんながみんな心を通わせられない
それこそが自分という色をもつ証だから自信を持ってその色をきれいに磨いてせっかくみつけた自分の色を汚さないように大切に守っていこう。

2008/12/13 (Sat)
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