詩人:未知
うずまきと恋するストライプ
水玉傘の夢想の日
時計は左回りをはじめ
回転木馬が踊りだす
三日月が微笑んだ
あの夜の出来事さ
真っ赤な涙で滲んでた
高笑いがきこえてた
そうなんだ,ここでは
互いに監視して監視され
縛って縛られ
なじってなじられる
窮屈な世界を
ますます居づらくさせる
マゾヒスティックな
イカレタ連中,ばかり
有頂天のそのあとに
急降下をシルブプレ?
いつもどこでも
感動も笑いも
怒りも涙までインスタント
渇いてしまいそう
あくびばかりで錆びちゃいそう
スマイルを忘れた彼女
魔法をかけたのはだれ?
反撃の時間がきたようだ
夢想家は強いんだ
コヨーテの檻を壊すんだ
扉の通じる先へ,いま
しなびた魂を潤すため...!