詩人:珊瑚
やばいっ寝過ごした!!
学校に遅れちゃいけないっ!
そう思いながらも顔がほころんでしまう
一度は起きた
でも、君に逢いたくて
夢の中でしか逢えない
笑顔の君に逢いたくて
もう一度瞳を閉じた
情けないよね
未練たらしいよね
こんなことしてまで…
でも、それでも
徐々に薄れていく記憶の中の君に
毎日でも何回でも逢いたくて
どうしてもしてしまうんだ…
現実は現実
夢は夢
現実と夢が違うように
今と過去も違うもの
どんなに悔やんでも戻らない
どんなに手を伸ばしても届かない
それでも懲りずに
毎日こんなことを繰り返す
自分が醜い