詩人:山崎 登重雄
あるはずのない
吐息の色 心の雨
ニュートンを脅かす重圧
言い表せない 無常を
映せる限り搾り出したら
僕のやみを笑いに
ハッタリさえ 許してさ
遮二無二自分を押し上げ
笑うしか ないじゃんて
そうとでもしなくちゃって
感じてしまうんだ
闇は深く 深く病み
いつ止みやがるんだって
僕は不覚にも また深く
囚われの身を抜けられず
掘り下げたのは
いつかの自分の 落とし穴
確たる証拠を掴まなきゃ
ハマるのは 自分だから
助け出すのも自分だから
恥をかいても
汗かいて こんな詩書いて
諦めないで笑うから
怒らないでいて 君も笑って
それだけだから笑ってて
それでいいから