詩人:青央紗
優しくしたいのに 棘が生える心強くなりたいのに雲が集まりだす体中にみんなのように花壇に入りたいのに雑草と化す笑いたいのに凍てつく心の水たまり会話したいのに石のように固い口立ち上がりたいのに雨に打たれうつむく花のように彼は私に言った笑ったらかわいいのに私におどけるあなたは真面目過ぎて優しすぎて私は嬉しすぎて真剣に見過ぎて笑顔が出なかったクソ真面目過ぎるあなたの事が私は大好き私に変化の羽をくれたあなたが大好き