詩人:カラクワト
私に向かって犬が吠えた。うるさい、と怒鳴っても鳴きやまないから大声で 腹の底から叫んでしまった子供らは笑い相も変わらず犬は吠えるしかし誰が気付いただろうか私の顔面は赤く歪み目には泪それは白色白痴のような虚無の悪あがきだった