詩人:まとりょ〜鹿
今日も屋根裏で鼠どもが
パーティー楽しんでるから
差し入れに蛍光ピンクのケーキをくれてやった
真夜中2時前
やはり今日も幽霊なんざ居ない
子供の頃に
片足の無い兵隊さんの玩具が
バレリーナ人形に恋をする話を聞いた
不自然なくらいに
世の中はバッドエンドに飢えてる
楽しく“おしまい”じゃ気色悪いなんて言って
電子活字上の見知らぬ奴を追い込んでゆく
行く先は灰になる
片足の兵隊さんも
バレリーナだって
暖炉で灰になった
必ず誰しもバッドエンド
死後の世界観については大昔から主張の強いヤツらがほざいてる。
真夜中が脳を活性化する
生きてもがけと言う事か?
そんな事脳なんかに言われたくねぇ
屋根裏のパーティーが止んだ。ごめんなさいね。
綺麗事をここで入れたらきっと最高なんだろうけど
君たちとは共生が難しい体なんだ。
もし輪廻があるならば今度は君らがご馳走を見舞ってくれ
本当に人間なんてなるもんじゃない
清く純粋な本能が欲しい。
でも生き汚く過ごしてゆく。
濁った濁った夜の上澄みに浸る