詩人:どるとる
目には見えない雨に降られ 人はそれでも生きていく
大丈夫じゃないのに
強がって笑ってる今を生きて
悲しみなんて通り雨
喉元過ぎれば熱さなど忘れる それすなわち夢の如し
花も散りゆく季節北風が吹きすさぶ街
時には立ち止まって
季節の美しさに目を傾けよう
せわしなく続く日々に疲れ果てたからだを休めて
そんなに自分を責めるもんじゃない
自分だって頑張ってるよ それでいいじゃないか
自分を責めても何も変わらない 悲しくなるだけだ
時には立ち止まって 普段とは違う自分で
自由な開け放された時間の中 なくした笑顔を探しに行こう
海へ 山へ ふるさとへ
大好きな菜の花揺れる あの場所へ
時には わがままを許して 幸せになろう
時には 勝手な自分を抱きしめて 目の前にある寂しげな現実に救いを求める旅に出かけよう
時には立ち止まって
ゆっくり 空を眺めよう
さすれば何かが見えるでしょう
神様が頷いた気がしたよ
流れる雲の行き先は
誰も知らない
浮き雲よ いずこへ行くの?
返事もせずに遠ざかる 旅人に憧れて
僕も自由という名の旅に出たい
縛るものの何もない
本当の自由という旅へ。