詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は回り続ける
時間の周りを回り続ける
僕は回り続ける
生活の周りを回り続ける
僕は回り続ける
常識の周りを回り続ける
僕は回り続ける
見えない糸に回されてる
つまらない気遣いや
くだらないルールに
心のゲージをすり減らしながら今日も出来損ないのつくり笑い
まるで ベーゴマ
汚い社会という布の上で回り続ける やがて自分より立場の強いやつに地位ごとぶんどられて弾き飛ばされて
早く カラフルなあの色を取り戻したいよ
精いっぱい社交辞令
目いっぱい余計なくらい上司を媚びを売るのが正しいのかな
自分を捨てても…
虹のように七色に光って雨上がりの空に大きな橋を架けられなくても 僕はキミが許した僕だから、これで正しいんだろう
それなら大好きなキミの周りもしくは近くで回り続ける 回り続ける独楽でありたいよ
たとえ誰かに媚びへつらおうともキミが幸せと笑ってくれるなら僕もそれで幸せだ
僕は社会の独楽じゃない
キミっていう愛のために回り続ける独楽だ
くるくる
弾かれても 弾かれても
たたかれても たたかれても
立ち上がって何度でも這い上がり
無限ラウンド
終わりはないぜ
見くびるな
傷ついてきたやつは意外と強いんだぜ
見せてやるよ
火事場のクソ力
見せてやるよ
俺は電撃独楽
ビリビリ 痺れさせるぜ
俺は起き上がりこぼし
何度でも立ち上がってやる
バタッと、倒れてはまた
ダダっと起き上がって
独楽は回る
いつでも
独楽は止まらない
いつまでも。