詩人:小さな貝がら
僕は
寂しいって感じるんだ
君の声が聞きたいと
感じても電話出来る
勇気がなかった
君の親が出たら
どうしようとばかり
考えて
僕の毎日は
帰宅の際覗く
ポストだった
君からの手紙
来てないかなって
手紙嬉しいのに
忙しさから
返事書けずごめんね
会いたがってるのに
会えずごめんね
久しぶりに会えて
帰り際寂しがり
帰りたくない
君の気持ち
気づいて上げられず
ごめんね
君を失いそうになって
初めて気づく
僕って馬鹿だなぁ
君の傍に少しでも
いられるようにするね
僕からの精一杯の手紙
君に届いたかな
気になりながら
僕は眠るよ
おやすみ
会える日を夢見て
By 小さな貝がら