詩人:さみだれ
オレンジジュースの海に船を浮かべて詩を書いていた満月の兎はそれを見ていつも笑っていた出来損ないの神様の玉座に書いた落書きは詩でもなく愚痴でもなくただ美しいものとか素晴らしいものとかそんなありきたりなものを書いたような気がするグレープジュースの海に涙を浮かべて詩を書いていた太陽の羽がふわりと落ちてこれでいいんだそう思った