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詩人:どるとる
余計なことを考えて
くだらないミスを繰り返す 必要なのは誰かの顔や仕草を見て
その人の価値を決める目より 目を閉じてはじめて見えるその人の見えざる良さを見分けられる目を持つこと
人を見た目や姿形で判断しちゃいけない
そんな当たり前な事すらもわからない
心のままに 生きていきたい 痛みも安らぎも何もかも すべてさておいて 本当に見つめなきゃいけない今をまばたきしないで
見つめるんだ
何も見えない暗闇の中で手探りだけで 愛するあなたを見つけて 抱きしめたいよ
醜さは心の中に
美しいといえるものは 心だけでいいから
目の前にある 君のすべてを そのすべてを知ったような顔していたけど 何ひとつ肝心なことは知らなかった
おまえの目玉はなんのためについている?
簡単なことだ
見えないものと見えるものを見分けるために
そんな口実をどかしてみれば
見えないものを
見ようとするために
僕の目玉は少なくとも あるんだよ
あるんだよ
あるんだよ。