詩人:里雨夜
寒さが身に凍み始め雨の日が多くなってきた山々は紅葉が鮮やかで朝布団から出るのが辛くなってきたなぜだろう毎年この時期はどこかもの悲しくなる重たい雲が空を覆っているからだろうか青空から滴が落ちてくるからだろうかそれとも疲れが溜まりやすいからだろうか少し涙でも流そうか空だって雷付きで大泣きする季節なんだ僕の涙も泣き声もきっと誰にも分からないだろう