詩人:山崎 登重雄
きっと誰もが この空の下同じ思いに駆られ 同じ涙を流す闇の中にそっと 自分を隠してあいまいな夢に にじむ星を数える吐く息が静かに 黒い空に溶けたどれだけ吐いたら 夜が明けるのだろうひとり 空の下明日も わたしきっと誰もが 今ならよくわかる生まれる前から続く この空の下何処までも続いて行く この空の下とても きれいだよ