詩人:ユズル
うとうとした 瞳の奥に星空が広がっていた曇り空の下 キリンは遠い宇宙に 酔わされていた心にこびりついて 離れない睫毛の下の 瞬き 一等星囚われたまま ぼんやりと影が星を 次々 創り出した酔わされた キリンはいつものように大きな 欠伸をして広がり続ける宇宙で今日も 生きている