詩人:どるとる
壮大な宇宙の片隅に
いつか時間を重ね 生まれた惑星は誰が地球と名付けたのだろう
やがて 生態系ができて 様々な生物が海を泳ぎ 大地を歩き
僕らが生まれた
ネジのような時間の流れの果てには 誰も知ることもない未来が待っている
それを知ることができるのは今よりずっと果てしない時間の彼方の人々
その惑星の名は地球というらしい
青い海と緑の森に包まれた 美しい星さ
酸素で十分に満たされ
澄んだ空気がある
その惑星の名は地球というらしい
いつか誰かが名付けた 惑星の名さ
そしていつか誰もが忘れてしまう惑星のひとつさ
燃え尽きるまで
燃え尽きるまで。