詩人:あとりえ
傷ついた僕は知らずして海の岩石で原始的な石を研ぎ宇宙から降る雨に打たれ 潮の音向こうの離れた途切れがちなたましいの声たちたましい刈りを行うたましい奪われた大きな体の子供たち潮の音波掻き消して宇宙からの雨に打たれている磨き研ぐものとはたましいを救うものだと信じていたそれは時の角度誤れば潮の音春の海を眺め聴いていたいたましいを蘇えらせたい君も僕もあのこたちも