詩人:甘味亭 真朱麻呂
涙がナイアガラの滝のように流れて
あふれた悲しみの重さで僕は押しつぶされる
おかげでペチャンコ
こんなにペチャンコ
笑顔がくしゃみをするように突然浮かんで
僕はにやけながらまるでナイアガラのあの涙が嘘みたいに思えた
自分でも不思議なくらい涙が笑顔に変わった
流れる 流れる 流れるプールみたいに時間が時代が先へ先へ急ぎ足で
僕らはそれに急かされながら先を先を急ぐ 急ぐ
その先へ その奥へ
もっとずっともぐって 突き進んで よじ登ってゆく
いつも!