詩人:どるとる
それは何度季節が過ぎようとあざやかによみがえる甘い記憶
まるで何度切ってもまた生えるトカゲのしっぽ
暮れゆく空に 瞳を向けて 至極おだやかな時間に 身も心もゆだねてる
そうこうしていると夜はあっという間に訪れて 舟を漕ぐようにうつらうつらしていたら
銀河の流れに逆らうように寄り道してる流れ星が群から遅れて空から群を追いかけてあわてて駆け抜けていった
尾を引いて
何度でも何度でも
僕らはすれ違うだろう
だけどそのたびにそのたびに
トカゲのしっぽのように ほら
何度でも何度でも
仲直りして笑いあえる
そうさいつだってどこにいたって
僕たちは僕たちは
トカゲのしっぽのような関係
根深く根付いてる
僕たちの気持ちは
どんなにどんなに
離れようともまた引き寄せあう
まるで 磁石だね
何度だって生まれ変われるんだ
春 夏 秋 そして冬
季節がいくら過ぎようと僕たちは ふたりいっしょだ
いつまでも
それは何度季節が過ぎようとあざやかによみがえる甘い記憶
まるで何度切ってもまた生えるトカゲのしっぽ
ステキな夢のつづきを見るように 僕は 幸せな気持ちで
今日も 君と
笑いあい そして
愛し合うよ
寄り添って
様々な出来事にゆらゆら揺れて…
ほら星が流れたよ
願い事はしたかい?
僕はしなかったよ
だってもう願い事は叶ってるから。