詩人:甘味亭 真朱麻呂
空に輝く夢という理想の太陽をめざして
遠い空に手をガッとおもいきり伸ばす
背を伸ばしながら成長してゆく草花みたいに
僕らはそれぞれが色々な才能という力を宿した一輪の花
ひとつとして同じ花はないから
誰もまたとない奇跡の産物なんだよ
ほら気づいたんならせめて笑ってみたらどうだい
僕らは絶え間ない悲しみを小さな体いっぱいに詰めて生きている
そのために重い身をふるわしながら歩いてるけなげな生き物なのです、そのために他(た)の動物を傷つけることもゆるされてしまう、泥だらけの自由の中で息をはずませる
不安も切なさも全てが自分の栄養になり力になるけど
悲しすぎて悲しすぎて人は喜びや楽なことばかりに走ってしまう
なかなか思い通り太陽には近づけない
遠いまま ずっと見上げるしかない
そんな人生は悲しいよ
やっぱり生まれてきたからには好きなことして死にたいから
もう枯れたような気持ちは捨てるんだ
皆々様よ
はるか上空に広がる青を見上げてみよう 目をわざとそらさずに
太陽を探してごらん
忘れてないか
夢などもう幻か
たくさんの種を誰でももっているのにもったいないよ
花を咲かすためにその種はあるんだから
ほら目を覚ませ 僕の想いよ
立ち上がれ 足腰!
燃え上がれ 闘志!
湧き上がれ 情熱!
巻き上がれ 熱気!
方位磁石の赤い針は南を示してる 太陽の国
今、想いは天高く羽ばたく翼となる
イメージは風になって僕を飛ばす
夢を叶えたいと願う勇気と歩き出す根性という根っこが大地に僕という名をはりめぐらす
空も大地も征服できるさ
テリトリーはこの世の全て
空を飛ぶ鳥になりまた大地にデンと根を張る木となる
僕っていうキツツキは社会という木の中にあるありとあらゆる可能性を匂わす虫を食べる
ポンボコポン夢を叶えるため僕はなんにでも化ける化けタヌキになるのさ!