詩人:みあ
ネコみたいに
きまぐれな君が好きだった
笑ったかと思えば
怒って黙ったりとか
泣いてるのかと思えば
文句言いだしたりとか
でも
好きな人を想う君が好きだったよ
聞きたくないし
知りたくないよ でも
幸せそうに笑う君が 好きだったんだ
相手が僕なら
いつでも幸せなんだけど
そうもいかないよね
いつもがんばってる君が好き
文句ばっか言ってる君が好き
笑ったらとまらないところも
うしろがみをさわるくせも
全部
全部好きだった
大好きだったよ
でも もう言わない
何も欲さない
僕だけのものに なんて
願わないから
だから
別れの瞬間(とき)までは
そばにいて
その瞬間までは