詩人:soRa
流した涙のその訳を
君は
その大きな瞳の下にある小さなホクロの所為だと言っていた
僕の肩にちょこんと乗せた君の頭が意外に重いから
僕は少しふらついたりしたけど
涙が止まるまではこのままこうしているからね
きっと
その小さなホクロには僕の心が宿ってて
君の涙のスイッチを入れたり消したりしているんだ
それは壊れる事無くとても正確だから
すぐにでも消してあげたいんだけど
ごめんね
今日に限ってそれが見つからなくて
だからこのまま朝が来るのを待っていようかな
君を感じるのは久しぶりだからね