詩人:nao
ずっと一緒に居れると思ってた。
別れとか終わりなんて考えてもいなかったんだよ?
今君が隣に居なくて寂しい。
あんなに傍に居れたのに今じゃ声すら届かないなんて‥。
君からの言葉。
忘れたくないのに時は流れてあたしの記憶は薄れていく。
君への言葉。
たくさんありすぎてどれを伝えたら良かったかなんて今更分からないよ。
いつか君と二人で海に行ったね。
月明かりの下で波は白く輝いていた。
ふざけて手を繋いだ時。
あたしは急に恥ずかしくなってその手をふりほどいた。
あの時の君の顔‥。
どうしてあたしは素直じゃないの?
言えなくて切ない。
君だけと思っていたのに今じゃもう二人別々の道歩んでるんだね。
君の背中だけを追いかけてた。
君しか見えなくなっていたから‥。
今はちゃんと言えるのかな?
離れて過ごした時間はあまりにも違いすぎるよ。
けど会えたならあの日の事もちゃんと話したいんだ。