詩人:orangest
少し肌寒いけど確かな温もりは満ちて溢れ出している花は綻び初め穏やかで優しい風が吹き抜けていったもうずいぶんと遠く長く歩いて来たんだね遠回りもしたね今でもまだ覚えているあの日あの場所の景色をそう昨日のように振り返る時間がないまま走り抜けてきたけど辿り着いたこの時代に巡り会えた奇跡に確かな何かを感じながら僕は生きていますまだ知り得ぬあの未来に起こるべき出来事今日ここに感謝しながら僕は生きています