詩人:まとりょ〜鹿
頭は悪いが、非常識って程ではない。愛想が悪いが、無愛想って程でもなく、要領が悪いが、やり遂げない訳じゃない。仕事は安くて忙しいが、そこまで不満もなくやってきたの。人脈には恵まれてる方だし、ちゃんと家族の愛情をもらって育ったの。でも、毎日満たされないの。何かが欠落してるような感じ…。何故だか最近あんたが夢に出てきては私に汚い言葉と唾を吐きかけてくる。きっとそれは今の普通が、私にとっては足りない不自然な世界だから。