詩人:桜 未琴
見てるだけ
其れだけで良いと思ってた
他に何も要らないって
だけど違ったよ
気持ちは我侭
貴方が誰かと話してるだけでほら
嫉妬が心の中で渦巻くの
好きだって言えたら良いのに
ずっと思うけれど
貴方の気持ち知ってるから
そんな事言えないよ
何よりも勇気が出ない
もし伝えられるなら
逃げ場の無い場所で2人だけで
いっその事突き落として
這い上がれない様に其の侭
中途半端は嫌なんだよ
振り切って逃げ出して
貴方は見えないところまで走って
そしたらきっと追う事も無いでしょう
走って逃げて
この手が届かないところまで