詩人:春彦
お前なんて本気やない
あなたからいきなり伝えられた残酷な言葉
うすうす気づいとった
一緒に居っても冷たい目しかしとらんかった
私の前で笑わんくなった
この人はもう、うちのこと嫌いなんやぁ〜
って、気づいとったよ
でも、前、『お前のことが好きや』
ゆうてくれたよね!?
あれは嘘やったん?
それとも、あの時はまだ私を愛してくれとった?
どんなに涙を流したって過ぎ去った時間もう戻らん
あなたと電話しとった毎日も
抱きしめてくれたあのぬくもりも
あなたからもらったたくさんの言葉たちも
すべて、私の中の過去になってしまった
どんなに願ってももう戻ってこない
これから私はどうやって生きてけばええ?
愛する人を失った私はどうやって毎日を過ごせばええ?
一方的に言われて
一方的に終わらされて
もう、私の気持ちなんて聞いてくれんの?
あなたが好きや
っていう私の気持ち、もう、聞いてくれんの?
せめて、さっきに時間を戻したい
戻して、
今でもあなたが好きや
いつまでたっても
どんなに離れても好きや
だから… 今までありがとう
ってあなたに伝えたい…