詩人:紙一重
僕は勇者になりたかった 勇気が人一倍ないからだ 完全無欠の人生を送りたかった そんなことは無理だと わかっているんだけど うまくいきそうになると 途端に臆病になる悪い癖がまた始まったいっそ僕の脳が心が唇が動く前に 大きな渦で飲み込んでくれよ僕が抵抗できないくらいに 巻き込んでくれ迷ってばかりの脳みそなんてもういらないから