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詩人:どるとる
ほら 今日も あっという間に1日が終わり
空も気づかぬあいだに真っ暗になってた
悲しみなど通り雨
そんなに悩むなよ
迷い続ければ
通り雨も土砂降りに変わる
おまえの足元に転がる悲しみに
きつい一発をくらわしてやれ
そんな悲しみ 忘れてしまえ
小さな灯りに群がる虫たちのように
わずかな希望や期待にさえ すがりつきたい僕らの 弱さも隠さず 涙見せ
僕らの心を試している
さあ 夜明けに向かって 走っていくんだよ
おまえの足元に群がるくだらないことのすべてを
そのばからしさを
愛せる 力の有り様があるなら
憎しみさえも 輝ける可能性があるんだ
おまえの足元に転がる現実を 見つめる目を持っているならば
おまえにも見えるだろう
希望という名の光が。