詩人:どるとる
桜の便りが届く朝にやがて凍てつく冬は去り行き その影も消える 真っ青な空はやがて赤く燃えて夕暮れにカラスが空を飛び交うもう泣くことはないよ春は冬の次にやってくるんだから桜の便りが少し早く訪れたならきっと寒さも少しは薄れるのにね桜はつぼみの中眠り続けてるまだまだつぼみはついてないけど別れと出会いの季節は少しためらいがちに訪れるだろう薄紅色のせつなさとともに心さえも寒くなる冬の魔法が溶けるまで。