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[137197] オリジナルソング

詩人:甘味亭 真朱麻呂

誰にでもひとつある
誰にでも歌える歌が
誰にでもあるんだよ

誰にでもひとつある
誰でもやれることが
誰にでもあるんだよ

自分の存在を自分で否定することがないように
自分の存在は自分でちゃんと認めてあげなさい

自分というただひとりの特別を自分自身で歌って生きなさい
自分というただひとつの奇跡を誇りにして長い道歩きなさい

今を生きるということは歌を歌うことだ
歌を歌うことをやめるということは生きることを放棄することだ
だから今を生きてるあなたは歌を歌ってる
今を生き続けたいなら明日も歌うがいい
ここにはあなたしか歌えない歌がある
この歌はあなたにしか歌えない歌だからほかの誰にも歌えないあなただけのための歌
歌われるのをずっと待っていた歌
だからカンタンにやめていい歌じゃないよ
あなたの思いは歌の中にあるから大丈夫
肩の力を抜いて思いのままに歌うがいい
誰がなにをいってもそれはあなたの歌なんだから気にせずに歌え
それが今を生きるということ
そして未来を背負うということだ

たった一度の人生だから精一杯歌いたい
過去と未来 そして現在に至るまで
刹那に過ぎゆく一瞬一瞬の時を歌いたい

そのすべてがやがて自分にとってのただひとつの歌と誇りをもっていえるまで
今日が終われば明日が始まる
そんな繰り返しの中でやがてまばゆい光がこの身に降り注ぐ

自分の中に光る可能性に気づいたときから始まっていた旅は終わりへと続く
しかし終わるためにあらず
その限られた時間の中でどれだけ自分というものを歌えるか そのためにあるんだ
だから終わりなど考えず突っ走る
そしてたどり着いてはじめて気づく
間違いじゃなかったメロディとの出逢いに涙あふれる
滲んだ景色のむこうに待ち望んだ夢が見えるよ…歌ってきて良かった
そう思える日も遠くない

2008/12/30 (Tue)
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