詩人:大示
僕は木の根元に座り見上げた空にひび割れを作る細い枝はまるで死に絶えた様に沈黙しているでも僕達は知っているこの木は幾度でも甦ると切り倒されない限り燃やされない限り優しい色をたたえて人々の笑顔を見下ろすのだ