詩人:ジャガー
それにしても咳が止まらない僕は画面の向こう側での出来事がまるで映画のようで信じられなくてそれでもこの辺りはあまりにいつも通りだし今日も空は遠いずっと連絡のとれなかった友人が実は前々から入院しているという知らせがありさっき聴いていた曲はいつの間にか次に進んでる交錯する情報の伝達に光の速さで乗れたら…それにしたってこの咳は止まらないマスクをしようが煙草を消そうがひとつずつ刻まれる白過ぎる空は今日も相変わらず遠い