詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は君の足下にのびる影になるよ
ささやかな手助けをいつもしたいから
サヨナラの影におびえながらも
ずっと一緒だよと握りあう手と手があたたかく不安を包む
君が笑えば僕も笑う
君が悲しいのなら僕も悲しい
僕は影だから君の真似をする
だけどただ真似するだけじゃないさ
君が笑ったらもっと楽しい話題を出すよ
そして君が泣くのなら僕はその理由を聞いたあとでその悲しみが解決するすべの早道を君と探すんだよ
消えゆく影は僕らに手を振る
今日はこれでおしまいだけどまた明日も会える
こんな具合で暮れゆく1日が愛しく素晴らしく思えたら
ふたたびときめきの扉をあけよう
まるで生まれたての子供がはじめて目にする世界みたいに新鮮に僕は君とめぐってきた今日の景色を見渡すよ
幸せならすぐそこで靴音たてて近づいてる
大丈夫 大丈夫だから
この涙は鼻水だよ
僕は君さえいればこんなにへっちゃらなのさ
影におびえても僕の味方の君が助けてくれる
君の笑顔が
君の幸せそうな顔が見れたならホッと安心
眠くなるな
雲のうえに乗っかってる気分で空を見上げながら野に寝転がる
夕暮れ時にはふたつの影がゆらゆら
揺れて 揺れて 揺れて 僕らが手をつなげば影も手をつなぐ
悲しみの影の先で幸せの影がほら笑ってる
早くおいでと手招きする
さあ ゆこう ゆこう ゆこう
寄り添いあう僕らの未来
すべては僕と君のふたりが愛を分かつためあるものです
いつか時がふたりを分かつまで
寄り添いあったままいよう
影と一緒に踊ろう
輪になって
束になって
影踏み遊びをしてあげる代わりに悲しみにバイバイしたら
幸せの影と今度は手をつなぎ明日へわたろう
また明日もよろしくお願いします
今の気持ちを笑顔であらわして心に虹が架かったらゴートゥトゥモロー!
輝ける場所まで!