詩人:甘味亭 真朱麻呂
毎日、僕らはメディアという箱の中で劇をしているんだ
人間という人を
私という存在を
家族の一員という配役をそれぞれ仰せつかってる
神様から
僕は僕であり家族の中の僕で学生の僕でもある
テレビの向こう側の君は? どんな配役ですか?
僕の人生は意図的なものじゃないけど
体中に見えない糸がついてる気は薄々気がついてるんだ
深層心理へダイブする
深く深く潜ってみても全てはわからないけど何かヒントになるものをみつければそこから真実を見いだせばいいと笑ってみせた
君に
メディアは騒ぎ
僕らをドキドキ
ウキウキさせる
はずむ心がはずまなくなるまでずっと続くのさ
いつまでも
いつの未来までも人と同じ足取りでずっと生まれてくる人について回るよ
それがメディアの力なのさ
寿命などないんだ
子供もそのうち染まるんだ
笑わない子供やお堅い教育を受けさせられる子供が候補だ
メディア
メディア
メディア
悪の種!
メディア
メディア
メディア
不思議な種!
早耳 嗅ぎつけるのは犬並さ
あんたら もはや
芸術の域さ
下手したら ギネスもの
メディア
メディア
メディア
世界の核!
メディア
メディア
メディア
人魚の涙!
やがて泡となり
消える 消え失せる。