詩人:剛田奇作
自転車で 下り坂を走る ぐんぐん景色を追い抜いて 擦れ違いのワンコをつれたおじさんも子供も 塵も 風もすごいスピードで振り切ってく ただ太陽と雲だけは振り切れなかったどんなに急いでも 僕らが僕らを 忘れないように