詩人:甘味亭 真朱麻呂
貴女と歩いてきた歩数だけ
僕の心に思い出が刻まれる
そりゃ楽しいことばかりじゃなかったさ
悲しいことの方が多かったかもしれない
けれど
その悲しみの分だけ幸せもあったのだからおあいこかな
僕が幼い日から
ずっと願い続けた夢を叶えるまで
僕は過去を振り返らない
前だけを見て一歩でも未来へ近づこう
そう思えるだけ大人になったって自分で勝手に想ってる
君と僕が歩んできた歩幅は
けして近くない
逆に近づいた分
離れた気がしてる
それはきっと
神様が僕らに嫉妬してるせいさ
同じ道のりを歩いていく僕ら
けしてなだらかじゃない
ときには山あり谷ありだけど
信じ合える人がいる
それだけで不思議と勇気がでてくるんだ
愛という心強い希望が僕にはあるから
僕は何度だって
立ち上がれるさ
どれだけ敗北を味わっても
負ける気がしないさ
次は勝てるって
気がしてるんだ。