詩人:日月子
自分で組み立てた一万個の星空部屋じゅうに撒き散らし寝ころがるざらりとした光の点々の沢山を星空と認識する生命のしくみよオリオンなら簡単蠍座はちょっと大変ほら と何故 貴方の声今 よみがえる忘れていた知らなかったこの温かな涙の存在ちいさな部屋に撒き散らした無数の光の粒を星空と想う私の小さな宇宙にも識らず貴方の星が存在していた識らず未だ存在している