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[104072] 愛を氾濫

詩人:tyuuya

知ったこと。愛を俺は本心で人間への罪を深い水面下へ垂らすことを

文体を基礎文体を俺はいつまでも固執しよう


愛も義務で、一言で小鳥が枝葉に腰を降ろし、春風が吹き癒すことを俺は了承しよう。だが、キリストを語る貴方達は、彼をどう誂えようか。
友は女を重宝しようと、そして俺も重い首を無理に下に振り落とした。
だがそれでも消えぬ傷、潰えぬ業の焔

基礎はチラりと風に変わり、あー、雨は梅雨頃。
船は心中者を探すための、沖に蛍線灯を照らしわたる
愛を私は甘く隠蔽しつづけ、罰という鞭打ち刑の雨脚が窓枠を割れるほど叩きゆく。

2007/06/25 (Mon)
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