詩人:夢中人
今日少年は粘土でお城を作った 大きく見事な力作だ だれもが羨むすぐれ物 大事に大事に教室に飾った 少年は帰って母に自慢げに話した明日少年は粘土でお城を目にした ひどく残骸の欠片だ だれもが背く廃墟物 片手に片手に教室から投げた 少年は帰って家族を避けたそう少年は誉められ妬まれお城を壊された それから少年は人を避け自信を失った貴方は壁を乗り越えていますか?